花の名産地の夕景

当別町は花の生産地なのですが、出荷量や生産量、売上高のいずれも道内のトップ3に入るほどの生産を誇っていて、特にユリは7月下旬を迎えると、街中の街路樹に並んでユリの花が一斉に開花し、生産地ならではの華やいだ雰囲気になります。

生産地なので花き農家さんが直売もしており、市場に出回る価格の数分の一で長持ちするお花を買うことができるので、常に家に花を飾りたい我が家にはとっても助かります。

DSC00061.JPG

玄関では白いユリと紫のトルコキキョウが咲いています。


当別の蒼い空.jpg

花屋さんの直売所の夕景が美しくなる季節になりました。



カリフォルニアデザイン ―モダン・リヴィングの起源― 1930−1965

カリフォルニア・デザイン展

 六本木の国立新美術館に行ってきました。

 20世紀初頭から数多くの移民を受け入れてきたカリフォルニアは、第二次世界大戦中に開発された新素材や技術をヨーロッパやユダヤ人移民のデザイナー達の活動によって、生活に根差した作品を残してきました。

 それらは家具やファッション、陶芸、グラフィック、建築、写真、映像など多岐に渡ります。



kaufmann ノイトラ.jpg

 ノイトラ設計のカウフマン邸。
ピッツバーグのデパート王だったカウフマンの息子もライトの弟子です。

 アーツ&クラフツ、アールヌーヴォーの影響を受けてきたフランク・ロイド・ライトとその弟子のリチャード・ノイトラ、ルドルフ・シンドラー、そしてチャールズ・イームズなどの建築家が活躍したのもこの時代です。

 モダニズムの影響を受けながらも、自由なデザインで現代の住宅に通ずるものがありますね。



light house at laguna.jpg

 1955年デザインのラグナ・ビーチで録音されたハワード・ラムゼィの一枚。
バーニー・ケッセルのギターが良いです。

 ジャズの名盤は、デザイナーの力も大きいのかもしれません。





イームスの象さん

 イームスデザインの象さん。

 息子にひとつ買いました。





スチュード・ベイカー アベンティ



 今は無きメーカー、スチュード・ベイカーのアベンティ。

 イタリアンデザインらしく、カーヴが何とも言えませんが
このクオリティを生産ラインで保つのが困難で、生産中止になりました。



 6月2日までとなっています。









エジプトの謎は世界に通じる?

The British Museum.jpg

 かの有名な大英博物館です。




lion.jpg

 ライオンです。


 良く見ると前足が左右揃っているのですが、さらに右前脚が見えます。





 ちなみにうちのまりもに良く似ています。



marimo.jpg





 エジプト.jpg

 エジプト・コーナーではこんなものも展示されています。

 大きな目の上にはピラミッドらしきものと左側に目が。




 ちょっと似ているものがあります。


new order.jpg

 アメリカの1ドル札。





 万物を見通す目とピラミッドの上に、ラテン語で上下に何かが書かれています。



 ANNUIT COEPTIS=神は我々の企てを支持する


 NOVUS ORDO SECLORUM=新秩序




馬人.jpg

 ケンタウロスも展示してありました。

 居たのでしょうか。



航空機の墓場

 BOXからひたすら北東へ進路を進め、コッツウォルズ地方のほぼ中心に位置するサイレンセスターまで向かう途中、のどかな田園風景のなかに突然数多くの航空旅客機が見えてきます。

 Air France ・・・


 ん?


 文字が擦れている・・・。



 エンジンが無い飛行機もあちこちに・・・。




kemble.jpg

 ここはケンブルというコッツウォルズ航空ショーも毎年開かれる飛行場がある町なのです。


 置かれている飛行機は役目を終えた航空旅客機です。



 道路脇でハンバーガー・スタンドを開いている50代前半の英国紳士によると、



 「分解されてあちらこちらに売られていくのさ。ぼろ儲けだよ。ははは。」




 とにかく航空機があまりにも道路に近いのでビックリではあります。



飛行機の墓場.jpg

きかんしゃトーマスの生まれ故郷

Lorne House B&B 外観.jpg

 キャッスル・クームを離れて、宿泊先のBOXに到着しました。

 (たまたま写真に写ったのはボンドカーにもなった、英国の高級スポーツカー、アストンマーチンです。)


 Lorne House B&Bというホテルでしたが、きかんしゃトーマスの生みの親のウィルバート・オードリー牧師が幼少期に住んでいた住宅を改装したものです。




Lorne House.jpg




きかんしゃトーマス&フレンド.jpg



きかんしゃトーマス.jpg

 ちょうど、お部屋のテレビで放映していました。



Lorne House B&B Stairs.jpg


 とても洗練された内装です。




きかんしゃトーマスのホテル.jpg


 気さくなオーナーさんとの会話の中で、素敵なインテリアや壁紙のこともお伝えすると、家族の方が勤めていらっしゃるOSBORNE & LITTLE の壁紙を使いトータルコーディネイトをしてくれたんだよと話してくれました。

 私が建築デザイナーの仕事をしているとお伝えしたので、そのようなお話をしてくれたと思うのですが、うちのメインマテリアルなのですごい偶然です。



きかんしゃトーマスのホテル2.jpg


 洗面スペースもなかなかですね。




bath room.jpg

 バス・ルームが特に素敵でした。




Lorne House B&B.jpg




Lorne Houseの窓から.jpg

 部屋の窓から景色を見ていると、何か機関車のようなものが・・・。




きかんしゃトーマス??.jpg

 近くに寄ってみると、トーマスにそっくりの巨大な模型?が。

 どうやって入れたんだろう?




 早速オーナーさんに、近所にトーマスみたいな機関車があるけど、こちらとは何か関係があるんですかと尋ねると、


 「ああ(笑)。あそこのオヤジはちょっとイカレてるんだよ。あんなことばかりして、そのうち妻に殺されるぞ!」



 とのことでした・・・。






 BOXは観光資源が特にない村で、食事を取るにもレストランらしき店が2件あるだけです。


 


Bear Restaurant.jpg

オーナーさんに聞いてお勧めの「Bear」に。



Bear 暖炉.jpg


 暖炉の炎が温かく迎えてくれました。



Bearの食事3.jpg

 近所の常連さん達で賑わっていましたが、めったに来ることが無い東洋の国からの来客を温かく迎えてくれました。



Bear の食事.jpg


 「記念に写真を撮ってあげるよ。」


 と向こうから申し出てくれたり。



 あまり食事のレベルは期待していなかったのですが、わたしの英国の料理のイメージを見事に覆してくれました。


 そういえばコッツウォルズ地方は食の革命が起きていて、ここから世界中の食通を唸らせているというニュースを思い出しました。


 良い素材をふんだんに使用した繊細な料理で、ピルスナーの味わいとともに舌鼓を打ちました。




ホットチョコレート.jpg


素敵なレストラン.jpg


 




Lorne House B&B Breakfast.jpg

 Lorne Houseの朝食は伝統的なイングリッシュ・ブレックファスト。



Lorne House B&Bの朝食.jpg

 マッシュルームが絶品です。

キャッスル・クームの思い出

Castle Combe4.jpg

「全英で一番古い街並みが保存されている村コンテスト」で、何度も表彰を受けている美しい村がCastle Combeです。



Castle Combe.jpg

 17〜18世紀に建てられたハチミツ色の家並みが少しも手を加えることなく残されています。



Castle Combe3.jpg


 可愛らしいギフト&ティーショップ。




Castle Combe のパン.jpg

 お店の人、呼んだら出てくるのかな?





Castle Combe2.jpg


 日本からの予約の際に、ここで宿を取るか最後まで悩みましたが、後ろ髪を引かれながら宿泊地のBoxへ。


 持っていた地図がかなり分かりにくく、Castle Inn Hotelという12世紀の建物を改装した、素敵なB&Bを経営している若きご夫婦の方に道を尋ねると、Googleをダウンロードして、コピーまでして親身になって教えて下さいました。


 何度もお礼を言ってBoxへ向かいます。






 実は、B&Bで道を聞く前に向かいのパブに入ってみたのですが、店主があまり詳しくなくて、その時1人だけいた革ジャンを着たフォリナーのルー・グラム似で、常連客のお兄さんが外に出て来てくれましたが・・・、


 かなりベロンベロンに酔っぱらっていて、ろれつが廻っていないのに加え、酩酊状態のたぶん普段は英国紳士(?)の彼には道を教えることが出来るはずもなく・・・、




 「いいよいいよ、自分で探すから。」


 といってお礼を言うと、


 「気を付けてな、道が解らなくてゴメンよ。グッドラック!」


 とわたしの肩を叩いて何度も謝っていました。



 

英国一美しい村 バイブリー

コッツウオルズの羊たち.jpg

 コッツウオルズに向かう最中にもこんなのどかな光景が車外に広がっていました。


 車から降りると一斉に逃げだしたものの、遠くから徐々にこちらに近づきながら見つめています。



Bibury.jpg

 詩人ウィリアム・モリスも良く訪れて親しんだこの村を、「英国で最も美しい村」と言ったのは有名なお話です。


Bibury 4.jpg



Bibury 5.jpg



Bibury 2.jpg



Morris B&B.jpg

 ウィリアム・モリス・ベッド&ブレックファストなんて宿がありました。


コッツウォルズ・ドライブ紀行

 滞在しているロンドンのパディントンを離れて、コッツウオルズ地方へドライブしました。


レンタカー.jpg

 マーブル・アーチにあるHertzレンタカーにてFordのギャラクシーを借りました。

 日本からミドルセダンのクラスで予約していたら、少し大きめの車に。



運転中.jpg

 ヒースローを抜けて高速道路のM4に入りました。

 19年前にコッツウォルズにドライブした時に比べて明らかに混み合っている気がします。




kelmscott.jpg

 早速ケルムスコットに到着しました。




william morris memorial hall.jpg

 ウィリアム・モリスがかつて住んでいた、ケルムスコット・マナーに向かう手前にWilliam Morris Memorial Hallというケルムスコット・マナーをかなり小さめにした可愛らしい建物があります。




william morris memorial hall 3.jpg

ウィリアム・モリス・メモリアル・ホールは、1919年にモリスの次女のメイがアーツ・アンド・クラフツの高名な建築家、アーネスト・ギムソンに依頼して設計されました。


 彼女はかつて幼き時代を過ごしたケルムスコットにとって、小さな地域の為のコミュニティホールを建設することが一番のプレゼントと感じていました。

 残念ながらギムソンはホールの設計後に亡くなってしまいましたが、彼の弟子であるノーマン・ジューソンが引き継ぐことになったのです。



 1928年にホール建築の基金の為、当時の友人、学者、政治家、作家、そして芸術家に寄付のお願いをする活動を始めました。


 そして、1933年地元住民より建材の供給を受け、1934年10月にモリス生誕100年を同時に記念し、脚本家バーナード・ショウによって時の英国首相、ラムゼイ・マクドナルドの面前で華々しくオープンすることになりました。


 メイの意向通り、現在も地元のコミュニティの為の催し物などの会場として親しまれています。


william morris memorial hall 2.jpg

 1階の窓にはミカエルマス・ディジーのカーテンが使われています。

 2階にはゴールデン・リリーの生地が。


 建築された年代から比べると建物はケルムスコット・マナーと同時期に建築されたように見えますが、メイの希望でそのようになったようです。


Kelmscott Manor.jpg

 ケルムスコット・マナーはこの時期は閉鎖中です。



kermscott Manor.jpg



リンゴの木.jpg

 ケルムスコット・マナーとメモリアル・ホールのちょうど中間にB&Bとレストランがあり、その前にリンゴの木があります。

 いろいろな鳴き声の野鳥が来ていました。


 モリスは散歩しながらスケッチをしていたことでしょう。



 空気が澄み渡った、とても素敵な村です。




ロンドンそぞろ歩き―セント・ジェームズ・ストリート

st.James.jpg

 1879年、ウィリアム・モリスはヴィクトリア女王よりセント・ジェームス宮殿のダイニングルームの装飾を命じられます。

 その時にデザインした壁紙が「Sunflower」です。

Morris Sunflower



 セント・ジェームズ宮殿を正面にしてま真っ直ぐに伸びているのがセント・ジェームズ・ストリートですが、一流企業や銀行などが数多く存在するこの通りには歴史的に由緒ある名店が集まっています。




 まずは一番宮殿から近い、「Berry Bros & Rudd」。


berry bros.jpg


 ベリー・ブラザーズ&ラッドの歴史は、1698年ボーン未亡人によって、ロンドンのセント・ジェームス街3番地にて始まりました。現在もベリー家とラッド家の子孫による家族経営によって引き継がれています。



berry bros 3.jpg


berry bros 2.jpg


titanic.jpg


 1912年タイタニック号にワインが積み込まれたことの証明書。


berry bros 4.jpg







lock&co.jpg

 
 1676年創業の世界最古の帽子屋さん「James Lock & Co」。

 丁度ツアーガイドさんがアメリカ人の観光客に説明していました。






john lobb.jpg


 「John Lobb」

 1849年にすでに靴職人として有名であったジョン・ロブが創業した高級ブランド。



john lobb 2.jpg

 ヴィクトリア女王の靴の木型がありました。

 ここではビスポーク(顧客の希望を聴きながら制作する)によって自分オリジナルの木型を取り、数カ月かけてオリジナルの革靴を作ってくれます。




 ちなみにレディ・メイド製品が店内に展示されており、値札が付いた靴が一足も無かったので店員さんに聴いたところ、125円/ポンドの換算で37万円だそうです。




 ビスポークだと・・・・。   一体・・・?







cigar shop 3.jpg


 1787年創業の葉巻専門店「James J Fox」。


 英国の名宰相ウィンストン・チャーチルがここの常連でした。

 彼が座っていたSofaが今も店内にあります。


 わたしが訪れた時は常連客が葉巻を燻らせながら座っていました。



cigar shop 2.jpg

cigar shop.jpg



 「葉巻を吸うのは恋に落ちることに似ている。

 
  まずその姿形に魅せられ、やがて、その香気なしではいられなくなる。


  そして、忘れてならないことは、絶対に火を消してはならないということだ。」
 
  ウィンストン・チャーチル









 「この世に偶然など存在しない。全ては計画通りである。」

  ウィンストン・チャーチル




 

East End of ロンドン

 2012年の今年、ロンドン五輪が開催されるイースト・エンド地区では大型のショッピングモールがニュースになったりと、話題には事欠きませんが、過去には貧民街だったこの地区も今ではロンドンでノッティング・ヒルと並んで一番オシャレな情報発信地区になっています。


london east 3.jpg


london east 2.jpg

 ストリート・ペインティングでも有名なこの地区にはアーティストや画家が住居を構え、スタジオも数多く存在します。




lomdon east 6.jpg



london east.jpg



london east 10.jpg



london east 11.jpg


 マーケットもエネルギッシュに賑わっています。



london east 8.jpg



london east 4.jpg



east end arts.jpg


vivianne westwood mini merissa.jpg

 ヴィヴィアン・ウエストウッドの子供靴。

イースト・エンド 2.jpg



london east 5.jpg




eastend london.jpg


eastend london 2.jpg


かつての、ロンドンの食事は不味い!というのは過去の話であり、ここでは特に繊細な味わいを楽しむことが出来ます。



london east 9.jpg



london east 7.jpg


 ・・・・。




rough trade.jpg

 ロック・インディーズの聖地、ラフ・トレード(イースト)。



rough trade1.jpg


rough trade2.jpg

london calling.jpg



LONDON TAXI.jpg

キュビズム時代後期のル・コルビジェ

Le Corbusier.jpg

 ル・コルビジェが絵画収集家でスイス人銀行家の友人ラウル・ラ・ロッシュの為に設計し、1925年に完成した住宅に向かいます。

 高級住宅街のある16区に位置しています。

 周囲にはアール・ヌーヴォーの作品が点在して残っていました。

 隣はル・コルビジェ財団になっていて見学は出来ません。




Le Corbusier La Roche.jpg



MAISON LA ROCHE.jpg

 パリの建築の学生さんや設計士らしき人、英国人らしき観光客が訪れていました。


La Roche5.jpg

 玄関を入って直ぐの吹き抜けホールです。


La roche1.jpg

 反対側から見た吹き抜け。


La Roche2.jpg

 リビングルームを3階から見ています。

 今ではモダン建築を標榜する設計士達に当たり前に使われるようになった水平窓が特徴。

 大型のスポットライトがオーナーが収集した絵画を照らします。

 当時はキュビズムの時代最後期でピカソやブラックの絵を飾っていたそうです。


le corbusier objet.jpg

 ル・コルビジェ作のオブジェ。


La Roche4.jpg

 ダイニングルームに飾っているル・コルビジェが描いた作品。

 画家になりたかったル・コルビジェはピカソに影響を受け、最大の敬意を払っていました。



La Roche3.jpg

1階から見たリビングルーム。


La Roche12.jpg

 当時のポートレイトがありました。


La Roche6.jpg

 ル・コルビジェの得意の空中庭園。



La Roche8.jpg

 洗面所の正面はキレイなブルーに塗られています。

 写りこんでいるのはわたしです。



La Roche9.jpg

 空間としては狭いキッチンですが、吹き抜けになっていて上から光が差し込むようになっています。


La Roche10.jpg

 出前?


La Roche11.jpg

 手動のリフトで2階〜3階まで運べるようになっていました。


La Roche13.jpg

 3階の書斎。

La Roche7.jpg

 当時の様子。

今日は歌舞伎の日

 2月20日の今日は歌舞伎の日です。

 最初に歌舞伎が興行されたのは1607年(慶長十二年)の2月20日、江戸城の本丸と西の丸の間でとある出雲の阿国が江戸城で将軍徳川家康や諸国の大名の前で初めて歌舞伎踊りを披露しました。

 1603年(慶長八年)、京都四条河原で出雲の阿国が歌舞伎踊りを始めたのが歌舞伎の発祥とされています。
 四条河原では、それ以後女歌舞伎が評判となりました。

 江戸時代の歌舞伎役者は、当時人気稼業と言うこともあり、家も表通りの目立つところに建てたいと言う思いがありましたが、当時は表通りに家を構えるのは商売人でないと許可されませんでした。

 そこで、歌舞伎役者達は表通りに家を構える為に、それぞれが何かしら副業的に「白粉屋」や「呉服店」などを始めることにしました。


 その時の店の「屋号」がそのまま、歌舞伎役者の通称となっています。

 高麗屋(松本幸四郎)、中村屋(中村勘九郎)、大和屋(坂東三津五郎)などがそれです。



 
 澤潟屋(おもだかや)の市川猿之助さんの息子さんでもある、香川照之さんが今年歌舞伎デビュー予定だというニュースが話題になっていますが、45歳になって(わたしと同じ年です。)新しいことにチャレンジする姿は素晴らしいですね。




アールヌーヴォーの傑作百貨店

ギャルリー・ラファイエット.jpg


 アールヌーヴォーの傑作百貨店、ギャラリー・ラファイエットの店内です。

 1893年にThéophile Bader といとこの Alphonse Kahnが 小さな雑貨店をオープンしたのが始まりで、この鉄とガラスのドームは1912年に完成しました。



ラファイエット.jpg


 一階の平土間は高級コスメ売り場です。

 12日からパリ市内で一斉にSOLDが始まり、かなりの混雑でしたがこの時期パリ市内であまり見かけない日本人客の数も(95%くらい女性)かなり見受けられました。



ラファイエットの水槽.jpg

 熱帯魚、可愛かったです。

ベルルッティそっくりな履き心地

loding passy.jpg

 パリでの宿泊先のホテルのある16区のPASSYにLODINGという靴とシャツの専門店を見つけました。

 地下鉄駅に向かっていたところ、ショーケースを見て、たまらず店内へ。



loding shoes.jpg


 奥の方は店員さんではなく、得意客みたいでした。





loding.jpg


 好みの靴が並んでいます。

 一足どれも150ユーロ(15,000円!!安い!!!)でした。

 1998年創業の新しい靴屋さんです。

 全てポルトガルの工場で作られているとか。

 ほとんどがグッドイヤー・ウェルト製法で作られています。



loding patine.jpg


 ああ、こんなふうにパティーヌして欲しい・・・。と妄想に駆られていたら・・・。







 店員さん「良かったら履いてみませんか?」








 足を入れた感じは・・・、すごい似ている靴がありました。





 BERLUTI





 あの、パリの芸術品ベルルッティに、特に踵のホールド感がそっくりです。


 違いは革の質だけ・・・。







 で・・・、








loding shoes.jpg


 もちろん買っちゃいました。

 メダリオンでホールカットのモカ・ライトブラウン。

 日本ではまだ売っていないのがとても残念!











 ちなみにウチのBERLUTI。

berlutti shoes.JPG

 オルガ・ベルルッティデザイン、ホールカットの「デ・ムジュール」。



 これは日本で買ったものですが、高級ブティックが並ぶサンジェルマン・デ・プレの店舗に行ってきました。(見るだけ。)

Berlutti.jpg


 円高の為、やはり日本より25%くらい安かったです。


 青い目の店員さんに英語で話しかけましたが、流暢な日本語で説明してくれましたのが印象的です。


 桃源郷のような修理工房に向かって奥に行けば行くほど靴の値段が高価になり、日本ではお目に掛れない「作品」も多数ありましたので夢のようなひとときでした。




あの『トップ・ギア』2012年最新号

Top Gear.jpg


 ロンドンで購入した、英国BBCのあのイカレた人気番組『トップ・ギア』の雑誌版の最新号です。

 3.95ポンド(だいたい500円程度)ですが、新年特別号らしくフリーマガジンが付録で付いてきました。



 今月号は先の日本でもプレスリリースされたスバルBRZとトヨタ86(ヨーロッパ仕様はGT86)の特集が大体的に組まれていて、ヨーロッパ内でこの2台に対する注目度が日本以上に高いようです。

 よ〜く見ると、表紙もBRZが前面に出ていますし、記事全般的に86よりBRZのほうが主役扱いされており(86はBRZのコピーですと・・・。)、さすがにイギリス人でもスバルの車だということを理解しているんですね。



 BSで毎週土曜日の0:00に放送される番組では、司会のジェレミー・クラークソンが新車を廃車にしたり・・・、とにかくメチャクチャな番組ですが、付録のフリーマガジンでも新車のジャガーをグチャグチャにしたりと、相変わらずハイテンションさを保っています。




stig  zone.jpg

 フリーマガジンの真ん中はこんな感じです。(いじられまくりのSTIG)


ナイト・ミュージアム―夜のルーブル美術館

夜のルーブル美術館.jpg

 ルーブル美術館は通常は18:00までの営業ですが、水曜日と金曜日のみ、22:00まで楽しむことが出来ます。

 平日でも日中は人の多さに閉口することが多いルーブル美術館ですが、夜は空いていてゆったりと観ることが出来ます。


ミロのヴィーナスを見る.jpg


 ミロのヴィーナスをミロ(失礼!)、とばかりにご対面です。




ミロのヴィーナスを見ろ.jpg

 後ろから撮ってみました。




ルーブル美術館内.jpg



 セーヌ川の中洲にあるシテ島は、中世においてもパリの中心地でしたが、唯一防御の弱点となっていました。

 そこで、カペー朝第7代の王・フィリップ2世が、シテ島のわずか下流のセーヌ右岸に城砦を築くことを命じたのが1190年で完成に20年余の歳月を要しました。


 結局ルーブルが攻撃を受けることは無かった為、14世紀頃になるとルーヴルの城塞としての意味合いは次第に薄れ、時の国王シャルル5世がルーヴル城を改修し、「要塞」のイメージが強かったルーヴルを、優雅なシャトーへと造り替えたのです。


 アンリ2世によるテュイルリー宮殿、アンリ4世によるグラン・ギャルリーなどを経て、太陽王ルイ14世がルーブルを現代の形に拡張しましたが、1678年にルイ14世がパリを離れ、ヴェルサイユ宮殿に滞在するようになってからルーブルは王宮としての役割を果たすことが無くなりました。


 ルーヴルはアンリ4世の時代から芸術家や職人の住居やアトリエとして利用されていましたが、この時代になると宮殿は荒廃していました。

 1789年から始まったフランス革命のさなかにルーヴルを美術館とすることが決まり、1793年8月10日、「諸芸術の中央美術館」として正式に開館しましたが、一般の人々への公開は1801年からとなっています。


 1985年から1989年にかけて、ミッテラン大統領による、大ルーヴル計画により大改築が行われ、、中国系アメリカ人の建築家イオ・ミン・ペイ設計による、ガラスのピラミッドを中庭に置いたメインエントランスが構築されました。


 
 このようにルーブル美術館は細かな改築をされながら、展示された美術品もさることながら美しい要塞や宮殿の歴史を残しているのが見どころでもあります。



ルーブルで休憩.jpg


 

ラ・ジョコンダ.jpg


La Joconde(モナ・リザ)の部屋です。


 閉館時間が近づいていますが、さすがにここだけは人だかりになっています。



夜のモナリザ.jpg

 分厚いガラスに守られているので、光が反射しています。

 仕方ありませんが。





La Joconde.jpg

子育て世代にも人気 Antoine&Lili

antoine&lili.jpg

サンマルタン運河沿いにあるお洒落な家具と雑貨、子供服と婦人服のブティックがAntoine&Liliです。

 パリでも注目のお店。


 http://www.antoineetlili.com(音が出るので注意!)



かわいい子供服とおもちゃ.jpg

 子育て世代のお母さんにとっては夢のような品揃えですね。



かわいい照明器具.jpg


 照明器具もステキです。



かわいい子供服.jpg


 「わ〜!キャ〜!!♫♪」

 と歓声を上げながら見ています。




かわいいうさぎの天使.jpg

タグ:Antoine&Lili

サンマルタン運河の夕暮れ

サンマルタン運河.jpg

 パリっ子のお散歩コースサンマルタン運河に到着。

 映画の中でアメリが石を投げていたのがココです。

 マレ地区戸と共に近年注目されている地区だそうです。



サンマルタン運河.jpg

 ヤン・ティエルセンのアメリのワルツが頭の中で奏でられます。



北ホテル.jpg

 映画『北ホテル』の舞台になった、HOTEL DU NORD。



サンマルタン運河沿いにて.jpg

 サッシのデザインが個性的なので撮影。

 左脇のスプレーペイントが外しています・・・。




サンマルタン運河のすべり台.jpg

 可愛らしい滑り台もパリらしいです。


ゆったりと散歩に.jpg

 水面が結構高いですね〜。

 

モンマルトルの夕暮れ

パリのカフェ.jpg

 レ・ドゥー・ムーランを出て東にモンマルトルの丘を歩いて行くと、こんな素敵な色合いのカフェに巡り合いました。

 パリジェンヌが寛いでいます。


オシャレなパリのカフェ.jpg




St-Jean de Montmartre.jpg

 アナトール・ド・ポドの設計で1904年に完成したサン・ジャン・ド・モンマルトル教会に到着しました。



St -Jean de Montmartre Art Nouveau.jpg


 レンガ造りに見えるこの教会は、パリで初めての鉄筋コンクリートによる教会です。

 アールヌーヴォー建築の優雅さが表れています。



モンマルトルのブドウ畑2.jpg

 モンマルトルの丘を上がっていくと、ピカソ、モディリアー二、ユトリロなどが常連だったシャンソニエ「オ・ラパン・アジル」の前にブドウ畑「Clos Montmartre」があります。



clos montmartre.jpg


 収穫されたブドウは18区区役所の酒倉で仕込まれてワインとなります。

 とても小さな畑なので収穫量も当然少なく、幻のワインとなるそうです。


モンマルトルのブドウ畑2.jpg



la maison rose2.jpg

 さらにモンマルトルの丘を上に登っていくと、ユトリロの絵にも描かれた「ラ・メゾン・ローズ」が見えてきます。




オシャレなモンマルトルのカフェ.jpg

 だんだんと良い雰囲気になってきましたね。



モンマルトル.jpg

 テルトル広場に到着です。

 ここは立ち止っていると、いつも肖像画の客引きが声を掛けてきますので、つい動き回ってしまい、落ち着かないです。



サクレクール寺院

 丁度夕暮れに差し掛かっていたので、モンマルトルの夕暮れを見ようとこのような人だかりです。



パリの夕暮れ.jpg


 う〜ん、美しいです。


世界遺産も間近? 20世紀の傑作住宅サヴォア邸

savoye panel.jpg

ル・コルビジェ設計のサヴォア邸(Ville Savoye)に到着。

 23年前(古い!)東海大学の建築学科の4年の時、初めてここに来た時はまだ一般公開されておらず、本当に偶然だったのですが、パリにいらしていた東京工業大学の建築学部の学生ツアーの引率の先生が入場の際に、「単独では入れなさそうですから、宜しかったらご一緒にいかがですか?」と同行者として入れてくれたのでした。

 同時に現地に到着した時間も幸運だったと思いますが、東京工業大学の皆さまのおかげで御大の名作に触れることが出来、感謝しております。

 


 さて、サヴォア邸はル・コルビジェの手によって1931年に完成ですので、81年前の建物です。

昨年、世界遺産に登録申請した際は、世界中のル・コルビジェの作品を22件一遍にまとめて申請した為、他の建築物との違いが明確ではないとの理由もあり却下されました。

 ただ、このサヴォア邸と、マルセイユのユニテダビシオン、ロンシャンの礼拝堂はそれぞれ単独での登録が可能との判断もあるようで、今後の成り行きが注目されます。




savoye approach.jpg

 さて、敷地入り口をくぐり小鳥のさえずりを聴きながら林の中を抜けると、このような佇まいが見えてきます。


savoye entrance.jpg


 裏側に入り口が見えてきます。


 ここで玄関を入り、左側で入場料(7,5ユーロ)を支払います。


savoye 2.jpg

 入ってすぐにトイレと、御大ル・コルビジェの巨大なポートレイトが。



savoye 3.jpg

 階段も鉄筋コンクリートです。



savoye hall.jpg

 階段ホールからの連続した空間が素晴らしいです。



savoye 7.jpg

 スロープは室内から外部の空中庭園まで、連続したイメージです。


savoye 4.jpg

 リビングルームからの光景。


 特に最近、日本でも外も中も真っ白なそっくりさん住宅が多いですが、ル・コルビジェは偉大だったのですね〜。

 ですが御大ル・コルビジェの造る家は、実はとてもカラフルです。




living room.jpg

 リビング・ルーム全体ですと、こんな感じです。

 外部の開口部と内窓が水平に連続しています。



savoye faniture.jpg

 本物のシェーズロングとLC2が無造作に置いてあります。

 シェーズロングはル・コルビジェの弟子のシャルロット・ペリアンの作品です。

 まだ、寝たり座ったり自由に出来ますが、そのうち世界遺産にでもなれば「Do not touch!」などとなるのでしょうな。


 ル・コルビジェだったら多分素っ裸で座っていることでしょう。




savoye fireplace.jpg

 暖炉もとてもシンプルですね。


living room from outside.jpg

 このアングルも好きです。


savoye outside.jpg


 ちょっと佇んでみました。




savoye 8.jpg

 タイル張りの浴室にベッドがあります。

 茹だったらここで外の景色を眺めながら休憩なんて優雅ですね。



savoye 9.jpg

 ここから見ると、連続窓の美しさが際立ちます。

 向かいは小学校です。



空中庭園.jpg

 かの有名な空中庭園。




savoye rose.jpg

 帰り際に一輪のバラが咲いているのを見つけました。

 北海道ではこんなのあり得ませんのでつい一枚。

 寒い季節のバラはとても美しいです。



savoye rose2.jpg


 

タグ:コルビジェ
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。