一年中イングリッシュローズが室内を飾るお部屋に

ウィリアムモリスの処女作「トレリス」

 1859年、25歳のウィリアム・モリスは18歳のジェイン・バーデンと結婚しました。

 その約一年後に完成した「レッドハウス」はモリスの友人のフリップ・ウエッブによって設計されました。

 かつて建築家でもあったモリスの兄弟子のウエッブは、友人モリスの新居を無償で引き受けたと言われています。

 
 「世界でもっとも美しい家」といわれるこのレッドハウスには広大な庭があり、そこで四季折々の草花や、果樹、そして格子に絡まる美しいバラが自慢の庭でした。

 モリスはこの美しい庭に囲まれながら、21世紀の現代まで残る、美しい壁紙やテキスタイルの数々をデザインすることになります。


 ついに1862年、モリスは初めての壁紙「トレリス」を発表します。

 このデザインには友人のウエッブも手を加えていますが、このテキスタイルには1473年の聖マーティン教会にあるルネッサンス様式にの絵画、「バラ垣の聖母子像」がヒントになったといわれています。

 格子に絡まる美しいバラと、自由にさえずる鳥のモチーフが見事に再現されており、ガーデニングを愛する人のみならず、自然に親しみを感じる全ての人々を魅了します。

 美しく、瑞々しい生命を与えられたこの美しい壁紙は、147年たった今でも現代のインテリアに見事にマッチし、それどころか周りの調度品やインテリアにも新たな魅力や息吹を吹き込みます。

生活空間を美術館のように見立てたモリスの意図したところを、住宅のなかに取り入れる



ウィリアムモリスの魔法

 札幌でウィリアムモリスの壁紙を使った、ステキなリフォームをご提供している工務店のブログです。

 今回は築7年の戸建て住宅のリフォームでした。

100%自然素材に近い既存の室内を生かしたリフォームを再現したいと考えました。

 リフォーム前の写真です。自然素材を多用した、和風の趣でした。

ウィリアムモリスのブラックソーンを選んでいただきました。和風のリビングルームでしたが、さらにそのイメージを溶け込むようにしています。

 ウィリアムモリスの「ブラックソーン」を貼りました。この壁紙はモリスの一番弟子のジョン・ヘンリー・ディールがデザインしたものですが、モリスの草花に対する解釈が完璧に反映されていて、とても秀逸です。

 「アーツ・アンド・クラフツ」運動から、「アール・ヌーヴォー」へと繋がるデザインの潮流を体現しているといっていいでしょう。

 モリスのデザインは当時明治時代だった日本でも京都の草木染めのデザインなどで模倣されており、和風のモチーフにとってもピッタリと合うことから、このように見事にマッチするのです。

クローゼットの入り口ドアを純和風の雰囲気を持たせ、淡いうす緑の明るい障子によって、町屋の行灯のイメージを取り入れました。ブラックソーンと絶妙なカラーリングになっています。

 入り口の扉の障子を渋い薄緑で表現しました。

 中の照明が行灯のような雰囲気を醸し出しております。

世界最高級の壁紙の注文承ります

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 現代のインテリアの基礎を作った、ウィリアム・モリスの当時の木型を使い、そのまま忠実に再現したハンド・プリントの壁紙を販売しております。

 幻の「VINE」や通常のラインアップにはない、また、通常の「FRUITS」や「DAISY」の作品もモリスが生きていた頃の風合いそのままの仕上がりとなっています。

 アーツ&クラフツ運動を提唱し、後のアール・ヌーヴォーにも多大なる影響を与えた、モリスのリアルな作品をあなたの手に入れることが出来ます。

 モリスの壁紙は、通常品でさえ力強いですが、このハンドプリントの壁紙のオーラはやはり本物の芸術品の名に値するものでしょう。

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 一度でいいから見てみたいという方は、Honey Houseに見本帳がありますので、予約をされてからおいでください。

生活と芸術——アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで

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 11月9日まで、京都国立近代美術館にて、『生活と芸術——アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで』が開催されています。

 アーツ&クラフツの先導者、ウィリアム・モリスの壁紙などの作品を中心に、彼に影響を受けた芸術家などの作品が展示されています。

 アーツ&クラフツの運動はその後のアール・ヌーヴォーにも多大なる影響を与えました。

 そのため、建築家でもあったウィリアム・モリスは近代芸術の父とも評されています。

 写真はロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館の内部で、「ウイロー」と「フルーツ」が見えます。

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