地球温暖化の時代に遮熱システムと言う選択肢

 ここ数日日本全国猛暑ですね。

 北海道も5月中、冬のような寒さが続いたかと思っていたら、突然猛暑になった感じですね。

 そこでこんな画像を一枚。

宇宙空間での遮熱材.jpg

 寒そうに見えますすか? 暑そうに見えますすか?

 当然行った事が無いので体感は出来ませんが、だいたい120℃〜−150℃だそうです。

 私は暑がりかつ寒がりなので、あまり想像したくないかも。

 でも、こういった宇宙飛行士が宇宙空間に佇んでいる写真は良く公開されますが、こんな薄っぺらい宇宙服でどうして大丈夫なのか・・・。

 と考えたことはありませんか?

 スペースシャトルにしても、ものすごい厚い断熱材を入れている訳でもないようですし。

 理由はこれです。

宇宙の遮熱材.jpg

 宇宙空間での作業や、スペースシャトルなどに使われる為にNASAにも技術提供された、超薄型遮熱材(煙草の煙の比重とほぼ同じ)を使用している為なのです。

 アルミ製の超薄型遮熱材を使用していることで、宇宙線・放射能等の強烈な電磁波、極寒の冷気・灼熱の暖気のほとんどを反射する性能を持っています。


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 遮熱システムで使用する遮熱材の一つ、リフレクティックスはNASAにも技術提供された遮熱技術を用いて造られた建材です。

 画像のように住宅や建物をすっぽりとラップするように施工すると、様々な効果が期待出来ます。


 サーモカメラを利用して、実験をしてみましょう。

リフレの効果.jpg

 右側がネオマフォームという発泡系断熱材の建材、左がリフレクティックスを使ってそれぞれ三方体を造り、左下の画像のようにホットコーヒーをスノコの上に置いて被せてサーモカメラで撮影してみました。

リフレの保温効果.jpg

 右は真っ赤ですね。

 左のリフレティックスはホットコーヒー熱さが伝わっていません。時間が経過しても同じ結果です。

 最高の断熱材がなぜこのようになるのかには理由があります。

熱移動三原則.jpg

 熱の移動(冷気も同じ熱)には伝導(5%)・対流(20%)・輻射(75%)の三種類あり(中学生の理科で勉強しましたね)、グラスウールやスタイロフォーム、ウレタンなどの断熱材と呼ばれる建材は伝導と対流の2種類の25%の熱移動を「遅らせている」に過ぎないのです。

 
 空気の伝播によって、時間が経つと外部の熱(冷気も)が内部に伝わり、内部の熱も外に逃げます。だからひたすら厚くしていくしかないのです。


 それに対して超薄型の遮熱材の周囲に静止空気層を作って遮断することによって、熱移動の大部分を占める輻射熱の99%を反射します。


 分かりやすく例えると、魔法瓶の原理です。

魔法瓶なしの電気ポット.jpg

 魔法瓶無しの電気ポット


魔法瓶電気ポット.jpg

 魔法瓶が付いた電気ポット


 魔法瓶も内部構造にステンレスに空気層を設けて熱を反射しています。


 遮熱システム工法は、超薄型の遮熱材を利用した新しい施工方法で、住宅以外のあらゆる分野に応用が可能です。

 次回は、遮熱システムの具体的な導入例や効果についてお話します。




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