世界遺産も間近? 20世紀の傑作住宅サヴォア邸

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ル・コルビジェ設計のサヴォア邸(Ville Savoye)に到着。

 23年前(古い!)東海大学の建築学科の4年の時、初めてここに来た時はまだ一般公開されておらず、本当に偶然だったのですが、パリにいらしていた東京工業大学の建築学部の学生ツアーの引率の先生が入場の際に、「単独では入れなさそうですから、宜しかったらご一緒にいかがですか?」と同行者として入れてくれたのでした。

 同時に現地に到着した時間も幸運だったと思いますが、東京工業大学の皆さまのおかげで御大の名作に触れることが出来、感謝しております。

 


 さて、サヴォア邸はル・コルビジェの手によって1931年に完成ですので、81年前の建物です。

昨年、世界遺産に登録申請した際は、世界中のル・コルビジェの作品を22件一遍にまとめて申請した為、他の建築物との違いが明確ではないとの理由もあり却下されました。

 ただ、このサヴォア邸と、マルセイユのユニテダビシオン、ロンシャンの礼拝堂はそれぞれ単独での登録が可能との判断もあるようで、今後の成り行きが注目されます。




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 さて、敷地入り口をくぐり小鳥のさえずりを聴きながら林の中を抜けると、このような佇まいが見えてきます。


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 裏側に入り口が見えてきます。


 ここで玄関を入り、左側で入場料(7,5ユーロ)を支払います。


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 入ってすぐにトイレと、御大ル・コルビジェの巨大なポートレイトが。



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 階段も鉄筋コンクリートです。



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 階段ホールからの連続した空間が素晴らしいです。



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 スロープは室内から外部の空中庭園まで、連続したイメージです。


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 リビングルームからの光景。


 特に最近、日本でも外も中も真っ白なそっくりさん住宅が多いですが、ル・コルビジェは偉大だったのですね〜。

 ですが御大ル・コルビジェの造る家は、実はとてもカラフルです。




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 リビング・ルーム全体ですと、こんな感じです。

 外部の開口部と内窓が水平に連続しています。



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 本物のシェーズロングとLC2が無造作に置いてあります。

 シェーズロングはル・コルビジェの弟子のシャルロット・ペリアンの作品です。

 まだ、寝たり座ったり自由に出来ますが、そのうち世界遺産にでもなれば「Do not touch!」などとなるのでしょうな。


 ル・コルビジェだったら多分素っ裸で座っていることでしょう。




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 暖炉もとてもシンプルですね。


living room from outside.jpg

 このアングルも好きです。


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 ちょっと佇んでみました。




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 タイル張りの浴室にベッドがあります。

 茹だったらここで外の景色を眺めながら休憩なんて優雅ですね。



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 ここから見ると、連続窓の美しさが際立ちます。

 向かいは小学校です。



空中庭園.jpg

 かの有名な空中庭園。




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 帰り際に一輪のバラが咲いているのを見つけました。

 北海道ではこんなのあり得ませんのでつい一枚。

 寒い季節のバラはとても美しいです。



savoye rose2.jpg


 


タグ:コルビジェ
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