美しい満月の調べ

Tom Waits closing time.jpg

 永らく音楽の記事を書いていませんでしたので、お気に入りの一枚を紹介します。

 トム・ウェイツの1973年のデビュー作『Closing Time』は如何ですか?



 1曲目の「Ol’55」は、かのイーグルス(グレン・フライとドン・ヘンリーのツイン・リード・ヴォーカル)もカバーした名作で、ジャズ、ブルーズ、カントリー、ワルツなど様々なエッセンスが散りばめられています。

 6曲目「Martha」など、ベテラン歌手のような貫禄のバラッドが全編を通じて楽しめます。

 

 
tom_waits




 グレープフルーツのような月

 輝く星が一つ

 僕を照らし続けている


 あの調べをもう一度聞きたいと

 待ち焦がれている僕が

 見えないかい?

 
 あのメロディーを耳にするたびに

 胸の奥で何かが砕け散るのに


 グレープフルーツのような月

 輝く星が一つ

 それでも潮の流れを取り戻すことができない


 乗り越えられない運命

 そんなものは一度たりとも無かった


 君は僕にインスピレーションを与えてくれた

 ああ、でも僕は何を失わなければいけないんだろう


 あのメロディーを耳にするたび

 胸の奥で何かが砕け散るのに


 グレープフルーツのような月

 輝く星がひとつ

 僕には覆い隠せない


 今は煙草を吹かしながら

 清らかさの為に戦う


 でもあの星のように

 暗闇に落ちて行く


 あのメロディーを耳にするたび

 高い樹に登るのに


 グレープフルーツのような月

 輝く星がひとつ

 それしか見えないから





 「Grapefruit moon」

 



 


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