ラファエル前派からウィリアム・モリスへ

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 産業革命によって急激な近代化を遂げた19世紀半ばのイギリスでは、物質的な充足の一方で都市や労働の変化が起こり、人々は精神的な豊かさが失われていることへの不安を抱きはじめました。

 こうした社会に警鐘を鳴らしたのが、思想家ラスキンです。

ジョン・ラスキンとロセッティ.JPG
ラスキンとロセッティ


 彼が唱える理念にハント、ロセッティ、ミレイらを中心とする青年画家たちが共鳴し、1848年ラファエル前派同盟を結成しました。

 彼らは当時、美術アカデミーが理想としていた巨匠ラファエロより以前の、初期イタリア・ルネサンスやフランドル絵画の自由な表現力に新たな未来を切り開こうと探求しました。

 こういった彼らの周辺には、ラスキンに感銘を受けたウィリアム・モリス、バーン=ジョーンズら、のちに装飾美術や工芸に携わることになる多才な人物が集い始め、のちにアーツ・アンド・クラフツ運動へとつながっていきます。

 ウィリアム・モリス・ギャラリーほか、イギリス各地の美術館、コレクターの所蔵品約100点を展示し、ラファエル前派からウィリアム・モリスへの潮流を展観します。

 明後日、2月25日(金)から。


『ラファエル前派からウィリアム・モリスへ』

2月25日(金)〜3月27日(日)[会期中無休]
開館時間:午前10時-午後8時(最終日は午後5時閉館)
入館締切:各日閉館30分前<最終日:午後5時閉館>
入館料:一般900円(700円)/高・大学生 700円(500円)/小・中学生 500円(300円)

主 催:京都新聞社
企画協力:株式会社ブレーントラスト
後援:ブリティッシュ・カウンシル



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